映画「遠いところ」の上映館と上映時間を沖縄と全国で調査キャストやあらすじも

「映画、ではなく現実。次の世代に残してはいけない問題がここにある、」と冠して作られた映画です。
予告編で興味を持たれた方も多いのではないでしょうか。

そこで、上映館はどこなのか？沖縄と全国で調査しました。
お近くの上映館でご覧になってくださいね。

映画「遠いところ」の沖縄での上映館と上映時間

沖縄県の上映館の情報はなくなってしまいました。

映画「遠いところ」の全国の上映館と上映時間

上映時間は128分です。
上映スケジュールは、12/1（金）までの分になっています。
上映館がわずかになりましたので、もうすぐ上映終了かも知れませんね。
気になっている方は早めにご覧になって下さい。

映画「遠いところ」のキャストは？

監督：工藤将亮さん
キャスト　アオイ：花瀬琴音　海音：石田夢実　マサヤ：佐久間祥朗　長谷川月起　松岡依都美　高橋雄漉けカトウシンスケ　中島歩

映画「遠いところ」の公式サイトはこちらです。

映画『遠いところ』オフィシャルサイト

2023年劇場公開｜現代社会の病巣に鋭く切り込む新鋭・工藤将亮監督の才気溢れる衝撃作

afarshore.jp

映画「遠いところ」のあらすじを調査

沖縄県のコザ（現・沖縄市）が舞台。17歳のアオイは夫のマサヤと幼い息子の健吾（ケンゴ）との3人暮らし。
おばあにケンゴを預け、友達の海音（ミオ）と生活の為にキャバクラで朝まで働くアオイ。
夫のマサヤは建築現場で働くが不満を持ちある日仕事を辞めてしまう。
アオイの収入だけになった生活はどんどん苦しくなり、マサヤがアオイに暴力をふるうようになる。

キャバクラにガサ入れが入り、アオイは働けなくなり、時を同じくしてマサヤが僅かな貯金を持ち出して姿を消してしまう。
仕方なく義母の由紀恵の家で暮らし始めたアオイ。昼間の仕事を探すがうまくいかない。
そんな時マサヤが暴力事件を起こし逮捕され、多額の被害者への示談金が必要になる。

切羽詰まったアオイ。キャバクラの店長からある仕事に誘われるが･･･

遠いところオフィシャルサイトより

この映画には、沖縄の抱える問題がこれでもかと描写されているようです。
貧困・暴力・DV・幼い性問題・夜の仕事に落ちていく若者たち　などなど。

リアルさを感じるのは、取材に4年をかけて脚本を書き、現実を元にしているから。
また主要キャストは撮影の1カ月前から沖縄コザ市に住み、方言に慣れ、習慣を観察していて、よくある沖縄を舞台にした映画やドラマに見られる俳優さんのたどたどしい沖縄方言は、少ない。違和感が少ないです。
だからよりリアルに現実だと思わせられます。

50年ほど前に見た沖縄の現実が、今も変わらずにある事に驚かされる。そういう映画。
若年層の性・出産・貧困は、昔から変わらずにこの沖縄のどこかにある。見えない所にあるというだけで。

沖縄は県民所得が全国最下位、17歳以下の子供の相対貧困率も全国最下位。
対して非正規労働者の割合や、ひとり親世帯の比率・19歳以下の若年層の出産率は全国1位だ。だからこその問題なのかと考えたけど。

とはいえ、これは沖縄だけの問題ではない。全国どこでも起こり得る問題なのだと思います。

アオイのたどり着いた未来がとても気になりますね。それを上映館に確かめに行きましょう。