南国沖縄を代表するかのような果実、ドラゴンフルーツ。サボテン科の植物だけあって、果実ももちろんですがその茎は、もうサボテンそのものです。
その見た目の強烈さは群を抜いてますね。果皮が龍のうろこのようだからドラゴンフルーツという名前がついたと言われていますが、龍のひげのようにも見えますね。
ドラゴンフルーツには果肉の白いものと赤いものがあります。
赤と白の違いは何でしょうか? 味の違いや見分け方も書いていきます。
ドラゴンフルーツの赤と白の違いは何?
果肉の赤いもの(赤紫に見えます)と白いものの大きな違いはその色で、栄養素で何か違いがあるのかなと思いましたが、栄養的にも大きな違いは見つかりませんでした。
ドラゴンフルーツに含まれる栄養素は、ビタミンB1・B2・C・E、葉酸、食物繊維、ポリフェノール、カロチン、ナイアシン、鉄、アントシアニン、アルブミンなどで
特にカリウムとマグネシウムが多く、その含有量はフルーツのなかでもトップレベルなんだそうです。
違いと言えるのは、赤のドラゴンフルーツの赤みはベタシアニンという色素によるもので、それが赤には含まれている、という事くらいでした。
ベタシアニンはポリフェノールの一種で抗酸化作用を持ちます。美容や健康面でも注目を浴びているものです。
抗酸化作用なんて、美容にもいいじゃないですか?お肌つるつるになってほめられたらどうしよう?と思いますね^^
楽天市場でも夏に人気の果肉です。
ちなみにこのベタシアニンの赤色は、切る時などに服につくと落ちにくいのでちょっと注意が必要ですね。
ドラゴンフルーツの赤と白の味の違いは?
ドラゴンフルーツの味は、赤・白どちらも水分が多く爽やかな甘さになっています。
甘みは他のフルーツのように強いものではなく、あっさりとした甘みになります。
白のドラゴンフルーツは、淡白な味で少し酸味もあります。あっさりと食べやすく水分が多くジューシーです。
赤のドラゴンフルーツは、白よりも甘みは強くてねっとりとした感じです。
ちなみに私個人的には(家族も)赤の方が甘くて美味しいと思います。が、私の母などは白の方が好きだそうです。
ドラゴンフルーツは追熟をしないので、あまり甘くないと感じたら、完熟する前に収穫されてるかも知れませんね。
沖縄や奄美大島などで購入する時にもし聞けるなら、完熟品かどうか確かめるのもいいかも知れません。
ドラゴンフルーツの赤と白の見分け方は?
ドラゴンフルーツの赤と白は、皮をむいてみないとわからないと思われがちですが外見で見分ける方法もあります。
ドラゴンフルーツの白は、細長い外見をしています。そしてピロピロした葉の部分のふちの緑色が多いです。
対してドラゴンフルーツの赤は、丸くてコロンとした外見をしていて少し小ぶりです。ピロピロした葉の部分は赤色が多くなっています。
果皮の色も赤みが強くなっているんですが、これは比べてみないとわからない事なので、難しいですね。
ドラゴンフルーツは沖縄ではスーパー・八百屋・空港などのお土産品店などに並びますが、出回っているものは白の方が多い印象です。
おまけ
ドラゴンフルーツは、含有栄養素の多さからミラクルフルーツやスーパーフードなどと言われて夕目を浴びています。
7月~11月が収穫時期となります。この時期に沖縄に旅行に来られる方は、ぜひ探して食べてみて下さい。果実をそのまま食べるもよし、他にもサラダに入れたりスムージーにしても美味しいですよ。
ドラゴンフルーツの赤の方を食べた後のトイレに注意して下さいね。
程度の差はあると思いますが、ドラゴンフルーツの赤を食べた後は、赤い便が出ます。
初めて見た時は病気じゃないかと冷や汗をかきますが、大丈夫、ドラゴンフルーツ赤のせいです。^^
沖縄では、繁殖力が強くて、植えるとすぐに広がっていってしまうと言われています。
日差し除けのスクリーン代わりに植えたりするほどですので、育て方はそう難しくないと思いますので、育ててみたい園芸好きな方はぜひチャレンジしてみて下さい。ちなみに沖縄ではほったらかしでも育つ、と言われていますよ^^
ドラゴンフルーツを栽培していて花芽がつかないという悩みに突き当たる事もあると思います。
花芽の付け方はこちらの記事に書いてますので、よろしければ読んでみて下さい。
今すぐドラゴンフルーツを食べてみたい方はこちらからどうぞ。おうちにいながらにして南国の果実を味わう・・・なんて贅沢。
赤い方はベトナム産です。
そしてこちらは沖縄美味通販のたま青果さんです。
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